笑顔を創り出すコミュニケーションへの挑戦 お金に悩まされずワクワク本業に専念できる環境創りをバックアップ

ニュースレター

◆1月号 『成果を出すポイント』

                         
                          【成果を出すポイント】

 今年の箱根駅伝で青山学院大学が2連覇という偉業を達成して大きな話題になりました。キャプテンの神野大地選手が、小学校からの友人の甥っ子ということで昨年から注目していました。

 厳しい世界なので2連覇するのは正直難しいかもしれない、と思っていました。原監督の手腕に興味が湧き、お正月休みの間に原監督の著書を読んでみました。

 本の中で「人、物、金を動かしていく監督業はビジネスと同じ。」と言い切っていました。同好会レベルの青学陸上部を営業マン時代の経験を活かし10年計画で強豪校に成長させた手腕はすごいです。

 就任3年目には監督解任の危機もあったようで、結果を出すまで諦めないところはビジネスで成功していく経営者のようです。
 
 簡潔にすると、成果を出すポイントが3つありました。

 ・学生として規則正しい生活を身につけさせる
 ・目標達成までの行動計画を明確にし、紙に書かせる
 ・駅伝は「心のたすきリレー」なので選手同士の心の絆を深める

集中できる環境づくり、目標設定と行動計画、チームワークまさにビジネスと同じだと納得しました。

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2016年 1月 8日

◆12月号 『言葉に心をこめる』

 
                         【言葉に心をこめる】

 地元の大手信用金庫から、各支店の住宅ローンの担当者全員に税務の勉強会をしてほしいという依頼がありました。現場の担当者が、周辺の相談に乗ることで、顧客との距離を縮め、より強固な関係を築くため、今年から開催したのだそうです。

 商品を売るだけでは金利競争になるので、信用金庫では、ネットバンクや都銀に太刀打ちできません。住宅ローンを組む場合、税務法律などいろいろな質問が現場であります。「分からないので専門家に聞いて下さい。」と言っては、顧客が離れていく可能性があります。
 
 「そこの信金さんは相談に乗ってくれて親切だよ。」という紹介が、信用金庫さんの本来の在り方ではないかと思います。

 現場の担当者とお話をしていると、先輩が新人の行員さんと一緒に、市役所で印鑑証明を取りに行くそうです。お客さんに印鑑証明などを依頼するときに、その手間がわからないと、事務的に依頼をしてしまうが、実際に体験をすれば、お客さんの気持ちを理解して依頼をするので、言葉に心がこもるそうです。

 昨今の情報化社会こそ、言葉に心を通わせていくことの大切さを改めて認識することができました。

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2015年 12月 8日

◆11月号 『(再)ふるさと納税について』

                      【(再)ふるさと納税について】

 以前、このニュースレターでも取り上げた「ふるさと納税」の制度ですが、年末に向けて問い合わせがかなり増えていますので、今回は改めて説明をいたします。

 適用をしている自治体に「ふるさと納税」をすると、その方の年収に応じて所得税や住民税が減税されます。金額によっては、ふるさと納税したほぼ全額が減税されるので、自治体から送られるお礼が実質無料でもらえてしまうことが魅力です。(但し、最低2,000円は自己負担となります。)

 本来は、都会に就職した若者などが「ふるさと」に貢献するために作られた制度ですが、人気のあるお礼の品を出す自治体に寄付が多く集まって、品切れ(?)も出ているようです。

 税金の控除額が昨年の2倍になりました。また、今年の4月から5自治体以内までの寄付については、確定申告手続きをしなくても寄付をした自治体に書類を送付するだけで、特例が受けられるようになりました。(ワンストップ特例)

 個人事業で開業している方は確定申告をしますので、そのついでに「ふるさと納税」も申請すればいいのですが、お給料をもらっている方々は、わざわざ確定申告をするのが面倒、ということで敬遠されていましたが、このワンストップ特例制度ができたことで、かなりの方が「ふるさと納税」を始めたと聞いています。

 年末も近いので、興味のある方はお試しください。

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2015年 11月 19日

◆10月号 『仕事の目的と本質』

                 
                           【仕事の目的と本質】

 
 よく、同じ職業の方々の雰囲気が似ることがありますが、これは働いている方々が、その「目的」に沿って仕事をしているからではないでしょうか。

 美容業界の方々は、お洒落な雰囲気で親しみやすく対応しながらお客様の要望に応えます。金融機関の方々は、髪型も身だしなみもきっちりと整えて、間違いのないお金のやり取りをしていきます。

 私たち税理士業界は、税の専門家ということで適正な申告ができるよう、帳簿をしっかりとチェックすることが「目的」になりますが、そのためにはコンピューターと向き合って業務を遂行していく時間が長くなります。

 そのため、目的を重視しすぎると、経営者や経理担当者の気持ちを置き去りにして業務を遂行しまうことがあります。仕事とは相手に仕える事ですので、相手が何を求めているかを考えて行動をしていかなければ本末転倒になってしまいます。

 どんな仕事でも、「仕事の目的と本質」を明確に区別して、それを周知して、何度も認識することで、自分本位に陥らないようにしていくことが大切だと思います。

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2015年 10月 9日

◆9月号 『人が光り輝く瞬間』


                           【人が光り輝く瞬間】


 あるIT企業の従業員さんとお酒を飲む機会がありました。
その従業員さん1名だけの会社なのですが、すごいことに、最近になって業界最大手企業からオファーがきました。

 彼は、仕事に没頭するあまり、自動車免許の更新すら忘れて仕事に集中する方です。「心が満たされる状態はどんな時ですか?」と質問したところ、以下をおっしゃいました。

    1.ビジョンが明確で将来にワクワクしている時
    2.社長がニコニコしている時
    3.役に立っていることが実感できる時

 かなり酔っぱらった時点の回答でしたし、スラスラと出てきたので本音だと感じました。

 いつも6台のモニター相手に仕事をしている方なので、「ワクワク」「ニコニコ」など、より人間の欲求の本質的なところを求めているのかもしれません。

 お金だけではなく、従業員さんの心の欲求を満たすために企業が在れば、会社は小さくても光り輝くのだと納得しました。

 

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2015年 9月 8日

◆8月号 『情報の共有』

                          【情報の共有】

  創業140周年を迎える名門企業の東芝が不正経理により、大きな問題になっています。利益優先から経理チェックシステムも無効化されていたようです。

 我々がお付き合いする企業の場合、上場会社のように経理を公開することはほとんどありませんが、数字をベースにして経営の舵取りをされる経営者は多くいます。

 しかし、経営情報が社内に公開されていないと、社員さんたちは、今どこにいるのか、どこに向かっているのかがわかりません。

 自分たちの将来がどうなるか、やりがいをもって仕事ができるのかということが伝わらないので、せっかくの戦力が分散されるのです。

 「数字を公開できるのは業績のいい企業だけだよ。」と思われるかもしれませんが、悪いときほど公開して、社員の協力を仰いだ企業がいい結果を出したケースをたくさん見てきました。

 数字を公開していく事は覚悟が要りますが、その覚悟が結果を導くのだと私は確信しています。

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2015年 8月 11日

◆7月号 『報告・連絡は自己表現』

                      【報告・連絡は自己表現】

 ビジネスマンにとって欠かせないことのひとつに、「報告、連絡相談、確認」があります。仕事の基本であると頭でわかっていてもつい、忘れてしまう方が多いのではないでしょうか。

 依頼をしてきた人は、結果がどうなっているかを無意識に待っているので、報告がないと無意識に不安になります。

 逆に言えば、きちんと報告をすることで安心感と信頼感を相手に与えることになります。もちろん、依頼した側にも責任があるので確認することが必要になります。

 しかし、人は面倒を避ける生き物です。
 依頼する側からすれば、きっちりと報告や連絡をしてくれる人に依頼をしたくなります。不安を感じる人には依頼したくありません。

 つまり、報告や連絡はただの作業ではなく、相手を心地よくする自己表現の瞬間なのです。義務ではなく思いやりなのです。

 仕事を完成することがゴールではなく、ほんの少し意識を変えて依頼した人に安心感や信頼感を与えることをゴールにすると、人生が大きく変わると思います。

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2015年 7月 9日

◆6月号 『比べる対象』

                          【比べる対象】

 
 上場会社の決算報告があり、円安の影響でその多くの企業が過去最高の売上や利益を発表しました。私たちがおつきあいいただいている企業様も大きく業績を伸ばしているところが増えてきています。

 多くの経営者の方が「景気はどうですか。」「ほかの企業はどうですか。」という質問をされます。これは、自社が他社と比較してどういう状況になっているかという不安からくる質問です。なかには芳しくないところもありそういう時は、なるべく未来の話をして前向きになっていただけるよう話題を変えるようにしています。

 私たちはつい、他人と比較して一喜一憂してしまいます。ただ、他人と比較をしても具体的行動に変える事はなかなか難しいと思います。

 比較は他人とするのではなく、自分が将来こうなりたいと思う理想と比較するほうが行動につながりやすくなります。実際に将来のイメージが明確な経営者ほど、良い結果を出し続けています。

 将来の自分をイメージできないという方も多いと思いますが、不安はいったん横に置いて、将来のワクワクするイメージをし、計画を立て、行動に変えていきましょう。

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2015年 6月 11日

◆5月号 『ふるさと納税』

                        【ふるさと納税】

 今年の確定申告で、クライアントの社長や奥様の内容を確認していたところ、「ふるさと納税」をされている方がたくさんいることに気づきました。

 ふるさと納税はおおまかに説明しますと、各自治体に寄付をした翌年に確定申告することで、所得税、住民税で寄付した金額のほぼ全額をとり戻すことができる制度です。ただし、戻る金額に限度額がありますので注意が必要です。

 特に平成27年から税制改正でその限度額が2倍になりましたので、所得が高い方はかなりの金額の「ふるさと納税」ができます。

寄付をすることで地方の特産品(肉、海産物、電化製品)がお礼として送ってきますので、将来払う税金を「ふるさと納税」として先払いすることで、その特産品を実質無料でゲットできるのです。

 各地でかなり高価なお礼を送ってくる自治体も出始めています。地域にとっては収入が増え、その地域の物が売れるので、活性化になりますが、あまり白熱過ぎても考えものです。

 私もこの4月に初めて「ふるさと納税」を初めてしてみました。ネットで簡単に出来ましたので、みなさんも始めてみてはいかがでしょうか。

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2015年 5月 12日

◆4月号 『シンクロニシティ』

                        【シンクロニシティ】

 新年度を迎え、家庭ではご家族の入学、就職など、職場でも新入社員の入社や異動などで新たな出会いが始まっています。

 人生を決定する最大要因は、出会った人とよい縁を結べるかどうかにかかっていますが、意識していないと「せっかくの出会い」を日常のひとコマにしてしまいます。

 なかなか良い出会いがないと思っている方もいるかもしれませんが、悩むことはありません。人は(顕在意識)の奥底に(潜在意識)がある(よく、潜在意識は氷山の水面下の巨大な塊と言われます)と精神分析学者フロイトが発見し、その弟子の分析心理学者ユングが、「すべての人は(潜在意識)で繋がっている」(集合的無意識)事を発見しました。

 つまり、人は無意識の部分で引き寄せあっているという事です。
 目の前の自分が出来ることに一生懸命になっている人が、同じ感性の人を引き寄せ、ご縁に恵まれるのではないでしょうか。

 外になにかを求めるのではなく、自分の中で「集中」することで必然的な偶然の出会い(シンクロニシティ)が起こるよう、感性を磨いていきたいと思います。

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2015年 4月 13日


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